Mission

支援技術に関心のあるエンジニアと研究者を対象に、オンラインとオフラインでさまざまに情報共有しています。(2018年5月22日に開設)
障害や加齢によって身体機能や認知能力に困難のある方が、スマートに情報機器を利用することで快適で豊かな生活を目指せるよう、AIなど最新技術を活用したAssistive Technology(AT/支援技術)の開発と普及に貢献したいと考えています。
具体的なアウトプットとして、マイクロソフトの「AI for Accessibility」プロジェクトに応募する開発プロジェクトを創出することを目指しています。

協力:日本マイクロソフト株式会社

エンジニアがたくさん集まってミーティングをした時の記念写真50人ぐらいの集まり

offline community

Ideathon

障害のある方の「困り」を学び、理解を深めることから始めます。「解決したいこと」「あったらいいな」をエンジニアを交えてグループで話し合うアイデアソンを実施。
ユーザー目線のアイデアがたくさん発掘されていきます。

offline community

Meeting

カタチにしたいアイデアがあれば、エンジニアやリサーチャーなどが集まって話し合います。実現するには何の技術が必要なのか、何が課題なのか、、、、最先端を走るエンジニアにもお手伝いいただいています。

5名でのミーティングの写真

online community

facebook/connpass

facebookやconnpass上にグループを作って情報共有をしています。最新のAIの動向やオフラインイベントで出てきたアイデアについての意見交換などを行っています。グループは会員制で非公開ですが、facebookの「Accessibility Developer Community Group」は2019年7月よりエンジニアや研究者以外の方もご参加いただけるようになりました。
多くの皆さんのご参加をお待ちしております。

  • facebook:Accessibility Developer Community Group
    ・・・「グループに参加」ボタンをクリックしてください(セキュリティ上、事務局でアカウントの存在を手動で確認した後での参加となります。予めご了承ください。)
  • connpass:Accessibility Developer Community
    ・・・エンジニア向けの研修会情報コミュニティです。オフラインイベントの情報はこちらにも掲載します。
facebookとconnpassの画面画像

AI for Accessibility

マイクロソフトが2018年より実施している世界的なプロジェクトで、
AIを活用して障害のある人の生活を支援する技術開発に投資を行うプログラムです。。
当コミュニティの活動の中から創出されたアイデアをブラッシュアップし、
このプロジェクトに応募できるようサポートしています。

第1期(2018.7-2019.6)

このコミュニティから創出された5件のテーマが「AI for Accessibility」プロジェクトに応募されました。応募に至るまで当事者・支援者・研究者・エンジニアとの意見交換をしたり、技術検証を行ったり、実際に試作してみたりと、とてもクリエイティブな時間と空間を作り出すことができました。コミュニティの運営を継続・拡大すること自体が、社会の課題を解決することにつながる大変意義深い活動であると強く感じました。

■オフラインコミュニティ
[2018/09/25]
ADCミーティング
東京
AIの最新情報、障害の理解、アイデアソンを実施しました。12件のアイデアが紹介されました。
[2018/10/30]
MVP向け
ADCセミナー
障害の理解と支援技術についての研修会を開催し、MVP(Microsoft Most Valuable Professional)からの協力をお願いした。
[2018/11/23]
ADCミーティング
大阪
障害の理解、アイデアソンを実施しました。11件のアイデアが紹介されました。
[2018/12/15]
ATAC2018
経過報告会を実施しました。
[2018/12~2019/03]
個別プロジェクト
ミーティング

開発テーマ別にミーティング開催
3月現在、8件のテーマについて検討会を開催し、応募準備中

1件を「AI for Accessibility」に応募しました!

[2019/04/18~04/20]
バリアフリー展
4/19(金)「AIが変える障害のある人の生活」と題してセミナーを開催し経過報告をいたしました。
[2019/05/08] 4件を「AI for Accessibility」に応募しました!
[2019/05/29~5/30]
de:code2019
「AI for Good」エリアに「AI for Accessibility」応募済みテーマを5件展示しました。

第2期(2019.7-2020.6)

1年目は、エンジニアと研究者を対象にしたコミュニティ運営を行い、2年目はコミュニティへの参加に制限をなくして運営しました。障害があっても豊かに楽しく生活するためには、解決すべき社会課題がまだまだたくさんあります。一人でも多くの皆さんがその状況を理解し、自分や家族のこととして捉え、最新テクノロジーの有効活用を考えてもらう機会を創出すべく以下のようなイベントを実施しました。
2020年に入ってからは、新型コロナウィルスのパンデミックという想定外のトラブルが起きたため、計画していたオフラインイベントがすべて中止となったこともあり、残念ながら、AI for Accessibilityへ応募するプロジェクトは創出できませんでした。
しかし、オンライングループや実施されたオフラインイベントに参加された皆さんの頭の中には、社会をよりよくするためのテクノロジー活用についてさまざまなアイデアが浮かんだのではないでしょうか。
今後は、オンラインを軸に本コミュニティの運営を続けていきたいと思います。

■オフラインコミュニティ
[2019/09/03~09/09]
超福祉2019
東京
AI for Accessibilityへ応募したテーマを展示とセミナーで紹介しました
[2019/12/07]
ATACカンファレンス2019
京都
Accessibility Developer Communityの活動報告を行い、広くコミュニティへの参加を呼びかけました
[2019/12/19]
エンジニアのための障害疑似体験
東京
自らの身をもって障害を体験し、アクセシブルな製品やサービスのアイデアを創出するきっかけをつかむイベントを開催しました
[2020/02/08]
地域医療の課題をエンジニアの視点で考えてみませんか?
-エンジニアx開業医-
大阪
耳鼻咽喉科の医師から現場での様々な不便(障害)について学び、そしてその地域医療の課題をエンジニアの視点で考え、解決方法を探ってみるイベントを開催しました。

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